Thing is Utopia (シングイズユートピア)
「ことばで理想の世界をつくる」
Thing is Utopia (シングイズユートピア)
「ことばで理想の世界をつくる」
誰もが自分の想いや好きなことを自由に発信できて、
それぞれの世界を許容できる健全で理想的な社会をつくりたい。
会社や企業で言えば経営理念、ビジョンと言えるものとして、
私は「Thing is Utopia(シングイズユートピア)」をあげています。
この言葉自体は造語ですが、
The thing is Utopiaとすることで、「大切なのは理想的な社会」と訳せます。
(良かった〜、ちゃんと意味がありました!)
私がこの理念をあげた理由は、それぞれが思う理想的だと思う社会、
そしてその社会の中で生きたいと思う理想の自分のイメージ。
それを叶えるために、自分が持てるスキルを使って誰かをちょっとだけ元気にしたい。
そして自分自身も、理想の姿に近づいていきたいという想いを込めています。
「好きなこと」を好きだと
言うのはパワーがいるもの
誰しも「ああなりたい」「こうなりたい」「〇〇をやってみたい」という想いは、 何歳になっても生まれてくることだと思います。
「好きなこと」を好きだと言うのはパワーがいる。
そうか?と思う人もいるかもしれませんよね。
好きなことなら、どれだけやっていても・どんな苦痛だって耐えられるはず。
でも好きなことを仕事にしなよとか、どれくらい深くやり込んでるの?とか、
誰かの「好き」に対しての評価・判断、人生をかけているかのジャッジなどが、多少なりとも乗っかってしまいます。
大人になればなるほど、好きということばの重みや周りの目など、いろいろな要因が絡んでうまくことばにできない、口にすることがためらわれるという方も少なくないはずです。
そして、今は誰でも自分の想いや意見をネットで発表できて、多くの人の共感を得られればあっと間に拡散されます。
一方でちょっとした失言も、取り返しのつかない状態まで自分の手から離れてしまうことも。
良くも悪くも、自分の想いをことばにするのは、本来誰もが持っている自由で最も簡単なクリエティブな活動のはずです。
わたしはいまライターとして活動するなかで、自分の好きをどれだけ発信できていたか。
自分の想いをことばにして発信する難しさと、パワーの必要性をとても強く感じています。
そのため、私は理念を通して、誰もが自分の想いや好きなこと、理想をことばにできる、
発信できる人を、一人でも増やすお手伝いがしたい。
自分のことほど、自分ではよくわかりません。
そうした自分の想いや好きなこと、やりたいことをことばにして見せる・伝えることで、
自分が思い描く「理想の世界を引き寄せる一歩」につなげてほしいと思っています。
ゲームが好きの原点
「ゲームクリエイター」が好きだから
私が好きなものとして自己紹介でもあげているのは「ゲーム」が好きなこと。
ゲーム好きと言っても、めちゃくちゃたくさんプレイするタイプではなく、
気に入った1タイトルをジワジワやり込むタイプのオタクなので、あまり幅はないかもしれません。
それはさておき、私は小学生の頃から変わらずゲームが好きです。
シンプルにゲームの持つ面白さや楽しさが好きなのはもちろん、
友達と仲良くなるツールの一つでしたし、ゲームを元に友人とオリジナルのマリパステージ(すごろく)を作って昼休みに遊んだり、放課後はスマブラでワイワイしたりと楽しい時間を過ごしていました。
ここまでは、同じ世代の方なら「うん、あるある」と感じてもらえるかと思います。
プラスして、私が熱心に日々チェックしていたのが「スマブラ拳」というサイトです。
私は、ゲームを作った人たち「ゲームクリエイター」の開発話や、雑誌編集部の人たちが書いたゲームレビューを読むのも大好きでした。
ファミ通やニンドリなどで人気のゲームのレビューや評判、クリエイターの開発インタビューを読むと、そのゲームの世界観がどうやって作られたのか。
作り手の想いや情報を聞くことで、よりその世界に深く没入できる感じがゲームで遊ぶのと同じくらいに好きでした。
そのきっかけをくれたのが「スマブラ拳!」
ゲーム制作の責任者が自ら立ち上げた情報発信のためのWebサイトでした。
「遊び」を創って
「伝え続けてくれた」大人がいたから
その頃はインターネット黎明期の少し前とも言えました。
一太郎スマイル(知っている人が多いと信じたい)が現役で、学校にコンピューター室という名のパソコンルームがあって、自宅にパソコンが1台あればラッキーくらいの頃です。
話をスマブラ拳!に戻します。
スマブラ拳!誕生のお話は桜井政博さんの公式YouTubeでもお話されているので、ぜひご覧になってほしいのですが、少しここでお借りしたいと思います。
当時ゲーム開発者が自らゲームの情報や開発の話を発信したり、掲示板のユーザーコメントに返信を書いてくれたりするのは珍しいことでした。
私が知らないところではあったかもしれませんが、小学生の私でもアクセスできて読めるというのは、たくさんあったわけではなかったと思います。(それこそ、ゲーム雑誌がその役割を果たしていますしね)
こんなに楽しい体験をさせてくれるゲームを作った人たちは、こんなことを考えていたのか!
まだまだ将来やりたいことなど全く想像してなかった年齢と思っていますが、私はそれらを読んでいく中で「クリエイターって、ゲーム作りをしてる人たちってめちゃくちゃすごい…!」と深い感銘を受けたのだと思います。
たった一言これだ!なキャッチコピーがあったわけではなく、
そういった物を読み続けて、自分の中に長く彼らのことばが降り積もった結果、
周りが大きくなってゲーム離れをしても、自分自身がゲームから離れていた時期があっても、
たくさんやり込んで遊べていなくても私は「ゲームが好きだ」と言える。
たとえ、自分がゲーム業界にいなくても。
仕事ではなくても、もちろん趣味では遊んでいるし、自分でひっそり作ってみたり…。
そんな今の私があるのは、伝え続けてくれた大人たちのおかげなのです。
ことばの力を使って、
理想を叶えるお手伝いをしたい
ゲームの話に熱が入ってしまいましたが、 そういえば、私の理念を紹介するページでした。
私は現在、広報・PRライターという肩書を、2023年の後半からつけて活動をしていますが、
理念を通して私がみなさんに提供したいのは「ことばの力を使って理想の社会をつくるお手伝いをしたい」ということ。
先程の「スマブラ拳!」との出会いは、泥くさく自らゲームの情報や楽しさを伝えてくれた、
PR・広報の力を使って、想いをことばで伝えてくれた方々の活動があってこそでした。
PRやマーケティングの世界では、多くの人に情報を広める手段やツールはいろいろあります。
なんといっても、いまはAIが勝手に文章をええ感じに作ってくれて、なんでも数字やシステムで解決してくれちゃう。
それはとてもすごいことで、私も取り入れたいところですが、
「一番伝えたいことを最初のことばにする」のは、その人でなければできません。
いま何を考えている?いまなにを感じている?
そうした刹那的な感情や気持ちは、自分でことばにしないといけない。
そしてもう一歩。 誰かに伝える、伝えるべき人に届けるためにどうしたらいいのか。
それを一緒に考えて、一つずつ形にしていくことで、
自分の想いを伝えられる様ようになる人が、一人でも増えてほしいなと思っています。
誰もが自分の好きを発信する、自分と誰かの好きはみんな違ってみんないい、
そう思える余裕と余白のある社会こそが、私はとても健全で理想的な世界ではないかと思っています。
まだまだ自分自身も、この理念を叶えるためにいろいろなことに取り組む必要があると考えています。
だからまずは、私が何をしたいのか伝えるところから、自分も始めていきたいと思っています。
ぜひ一緒に、自分の想いをことばにしてなにかを生みだし、
より健全で理想的な世界をつくっていきませんか。