自分の実績やできることを伝える手段としてポートフォリオを作るのは、仕事がほしいWebライターにとって非常に大切な営業アイテムです。
ですがどの媒体に自分の情報をまとめればいいのか迷ってしまう方も多いと思います。
この記事ではWebライターのポートフォリオとして使えるサービスや、情報を相手に見せるときに便利なサービスをご紹介します。
自分のスキルやできることなどを棚卸しするのは大変な作業ですよね。
作成の簡単さや、実績と同時にブログを見せたいなど、ポートフォリオに求める選択肢としてぜひ活用してください。
Webサイト・ブログのポートフォリオにオススメサービス5選
実績掲載は1箇所だけに絞る必要はありませんが、実績をまとめて伝えられる専用のページを一つは作っておくのはオススメです。
依頼を考えている人はまだまだ検討段階で、あなたの文章や作品を色んなところを回ってチェックしてくれるとは限りません。
実績を参照しようとしたときに 需要や認知を広げたい場所があれば、そこにアカウントを作って情報を掲載してもOK。
note:圧倒的な始めやすさ・つながりを作りやすいプラットフォーム
ブログとSNSのいいとこ取りが魅力のブログプラットフォーム。
UIもシンプルでライターさんの多くが使っている印象なので、アカウントを作っておいて損はありません!
プロフィールと実績をまとめた1ページを作り込んでおけば、いろいろなところで参照しやすく、ポートフォリオ関連のハッシュタグをつけておけば、note内の検索でも表示されやすくなります。
WordPress:Web知識もアピールできる最強のブログCMS
自分のWebサイト・ブログにポートフォリオを掲載したい、WebデザインやHTML/CSSなどのWeb制作の知識がる方は、WordPress(ワードプレス)がおすすめです。
世界的に有名なブログCMSでブログ運営はもちろん、Webサイトのようにカスタマイズして利用できる、定期更新をするのにぴったりのツールです。
WordPress自体は無料で使えるツールですが、WordPressを使得る環境を整えるために、独自ドメインとレンタルサーバーの契約を行うのが一般的です。
おすすめのWordPressテーマ7選(無料・有料)
また見た目やスタイルを変更するにはさまざまな「テーマ」があります。
便利な機能や、知識が少なくてもWordPressの運営を楽しく行える有料テーマもあり、テーマごとに使い勝手が異なるのも特徴です。
オススメの無料テーマ
- Cocoon
- バズ部のテーマ
- Lightning
オススメ有料テーマ
- SWELL
- JIN
- SANGO
- SnowMonky
STUDIO、Jimdo:簡単にWebサイトが作れるノーコードのHP作成サービス
HTMLやCSSの知識はないけれど、ポートフォリオサイトを作りたいならノーコードで簡単にWebサイトが作れるホームページ作成サービスがおすすめです。
有料プランにすることで、独自ドメインも設定可能で、無料でもある程度の機能や装飾は使えます。まずは登録をして触ってみてもいいかもしれません。
- 無料プランでは独自ドメインは基本的に使えない
- 個人向けの有料プランにすると使い勝手が良くなる
- ブログのようにたくさんのページを作りたい場合は上限に注意
STUDIO(スタジオ)
Jimdo(ジンドゥー)
Notion:Web公開もできるカスタマイズ性の高いワークスペースアプリ
無料の会員登録で使えるブログ執筆のエディタとしても使いやすいワークスペースアプリです。 ワークスペースを作成してスペースや指定したページをWeb公開して共有ができます。
WordPressのブロックエディタにも似た使い勝手で、専用のAI「NotionAI(有料)」などの機能と合わせて、文章作成や仕事効率化にとても効果的に使えるアプリとなっています。
Web公開の範囲は共有の際に選べます。 最近のアップデートで有料プランにしなくてもWeb検索での公開が可能になり、さらに使い勝手がよくなりました。
私はNotionAIを有料契約しているほど、Notionを愛用しています。
記事の執筆エディタ、仕事管理にも優秀なツールです!
Google スライド:URL共有で使いやすいスライド制作サービス
完全に無料で使えてシェアもし安いGoogle関連のツールもおすすめです。
Googleアカウントがあれば誰でも使えて、外部への共有もとても簡単にできます。
ポートフォリオとして使うなら、GoogleスライドやGoogleドキュメントがオススメです。
多くの企業・個人問わず多くの人が仕事で使っているツールのため、使えるようになって損はありません。
Slideshare(スライドシェア)・PDF
PDFスライドをオンライン上で公開できるWebサイト。
プレゼン資料など、さまざまなスライドが参照できる便利なサイトです。
Canva(キャンバ):豊富なデザインテンプレートが魅力のデザイン作成サービス
CanvaはWeb上で簡単に画像などのクリエイティブな制作ができるデザイン作成サービスです。 プレゼンテーションやスライド(PDF)が作れる他、CanvaのテンプレートをベースにしたWebサイトも公開できます。
上記で紹介したノーコードサイト制作サービスもハードルが高いなと感じた方は、こちらを試してみてはいかがでしょうか?
実績や経歴を登録するタイプのポートフォリオサービス
edireco(エディレコ):ライター・編集者向けの登録型ポートフォリオサービス
ライターや編集者さん向けのポートフォリオサービスです。
画面の手順に沿って情報入力や設定をしていくだけで、自分の実績を簡単に掲載できます。
入力しておきたい実績情報も、ある程度テンプレート化されているので、実績に何を書こうか悩んでいる人やデザイン・Webサイトなどの知識が無い方にもオススメです。
ただブログやサイトを運営・作成経験がある人にはやや自由度は低めです。
foriio(フォリオ):クリエイター向けオンライン作品集が作れるポートフォリオサービス
デザイナーやイラストレーターの方を中心に、ビジュアル職がある職種の方が多く利用されているポートフォリオサービスです。
ライターの登録者は少なめですが、ご自身でアイキャッチを作られている場合や、ビジュアルとともに掲載できる実積がある方は登録すると、新しいつながりを得られるかもしれません。
さまざまなリンクを集約したいときに便利なサービス
ブログや執筆、作品を置いているサービスがたくさんある場合は、リンクを集約して一覧で参照できるサービスを利用すると、自分の情報を一つのリンクからたくさん伝えられるのでとても便利です。
カスタマイズ性や見た目の雰囲気も編集できるサービスがほとんど。ぜひ活用してみてください。
POTOFU(ポトフ):クリエイターの利用者が多い公開プロフィールサービス
クリエイター系の方々の利用者が多い公開プロフィールサービスです。
背景画像のデザインなども自由に変更でき、各登録リンクの投稿をInstagramのように掲載してくれます。
関連サービスでファンレターのテキストで投げ銭ができる「OFUSE(おふせ)」というサービスも運営されており、共通IDを作っておけば他のサービスも利用しやすくなります。
lit.link(リットリンク):若い世代にも人気のリンク集約サービス
若者やSNS中心に活動される方に人気のリンク集約サービスです。
こちらも背景画像やレイアウト構成などが自由に変更でき、デザイン性の高いページを作れます。
ベースのテンプレートもあり、LINEからも編集できるので簡単に作りたい、テキスト情報などもしっかり掲載したい方にオススメです。
いつでも自分の実績情報を見せられる準備を進めよう!
今回はWebライターさんにオススメのポートフォリオとして使えるサービスやツールを紹介しました。
デザインやWebサイトの知識がなくてもポートフォリオサイト作りは、サービスを利用すれば簡単に進められます。事前に用意されたテンプレートをベースに色を変えたり内容をしっかり入れ込んで、あなたの実績や信頼が伝わるポートフォリオから依頼をゲットしましょう!
- 実績をまとめるポートフォリオサイトやスライドを作っておくと見せるときに便利
- Webサイトやデザインの知識がなくてもサイトやスライドが作れるツールを使おう!
- 作品・実績の掲載先がたくさんある場合は「リンク集約サービス」がおすすめ