今日はMakuakeというクラウドファンディングサイトで、以前出資していたVinpok社開発のオリジナル青軸のワイヤレスメカニカルキーボード「Taptek」が届いたので、実際に記事を書きながらレビューをして行こうと思います。
まだ届いてない方や、今後一般販売があるかもしれないので、これから購入を検討してみたい人に向けて書いています。
実際に使ってみてキー反応や配列の気になる部分も書いてますので参考にしてみてくださいね。
ゲーミングって感じがしていたのですが、一応公式ではメカニカルキーボードの扱いなんですね。わーい。
Taptekを開封!クラファンで大好評だった青軸メカニカルキーボード
まずはありがちな開封の儀から。
開封からやるのはレビュー記事のセオリーって感じですが、商品レビューが見たい方は上の目次から、レビューに飛んでくださいね。
仕様に関しては、Makuakeのクラウドファンディングページを見てもらえるのが早いのかなと思います。
(現在は終了しています)
達成率の部分がえらいことになってますが、Makuakeでのクラファンが始まる前に海外のクラファンサイトでも資金調達をしていたみたいなので、知っている人は知っているという感じだったのかもしれません。
そんな一部の界隈で話題になっていた、このキーボード。
今月の中旬頃に日本へ出荷が行われて、予定より1週間ほど早く手元に届きました。
おそらく、最後の出荷組だったと思うのですが、無事に届いてよかったです。
楽しい気持ちになっているときに、レビューは書いたほうがいいだろうと思うので、早速以下から開封していきます。
▽外箱、しっかりしてます。某りんご感あります。
▽付属物は、本体とコードと説明書。クラファンのおまけでブラシとクロスが付いてました。
▽上部の切り替えスイッチ。OSと接続方法接続はtype−c。
しっかり目に切り替えます。
▽RGBライトのイルミネーションが派手!右上の電球キーで切り替え。
ゲーミングキーボードって、なんでこんなに光るのでしょうか?
正直光る機能には全く期待していなかったので、これいる?っと思っていたのです。
今ですか?ちょっと楽しくなってます。テンション上がりますね、思う壺で悔しい。
接続方法はBluetoothと有線の両方に対応。
Taptekの強みというか、前評判でも注目されていたのは「3台のペアリング機能」かなと思います。
有線接続にも対応しているので、個人的には有線の安定感が個人的に好きなので、ここは嬉しいポイントですね。
初期のレビューでは、どのキーにどのデバイスが登録されるのかランダムだったようですが、製品版では対応キーの順番で登録できるようなので分かりやすいと思います。
実際に繋いでみて感じたのは、スリープモードからの立ち上げが早いと思います。
ですが、電源をオンにしたまま長時間スリープさせていると、復帰時に一度電源を入れ直さないとペアリングが切れることもあるっぽいです。
そういう意味では、有線接続の安定感は捨てれませんね。
オリジナルの青軸。プチッ、ペチッなタイピング音
あまりゲーミングキーボードの軸に詳しくないので、ここは触れるのみにしておきますが、Taptekは自社で開発したオリジナルの青軸を使っているようです。
音を聞いた感じだと、プチプチ、ピチピチッって感じでかなり軽い感じの音がします。押した時の感触はそれなりにありますね。
今までHHK(HappyHackingKeyboard)の静音モデルを愛用していたので、この騒がしさとキーを打ち込んでますって感じは、確かにハマる人が多そうです。
ただ、メンブレンのようなカチャカチャ、カシャカシャ感はないですね。
あまり底打ちしないほうがいいような気がします。力加減に慣れると、音と一緒にハマりそうな気がします。
壊すのが怖くて、キーを引っこ抜いた部分を見せれないのですが、
一般販売されているキャップなどとの、互換性はないようです。
購入者が少ない?ホワイトモデルを購入。めっちゃかわいい。
Twitterやレビューを上げている人を見ると、多くの人がブラックモデルを購入していたようです。
私はサンプルページのかわいさに負けてホワイトモデルを購入しました。
商品写真だと黒の方が高級感があってかっこいいな〜という感じだったのですが、かわいいキーボードが使いたいじゃないですか……。
私の個人的な意見では、ホワイトカラーで大正解でした!
ゲーミングキーボードに触るのは初めてなのですが、黒にRGBカラーのイルミネーションって結構ギラついててしんどいな〜って思っていたんです。ホワイトだとイルミネーションって感じで、少し印象が緩和されているような気がします。
キーボードやマウス系はホワイトでまとめているので、統一感も出て私はホワイトカラーを選んで正解でした。
汚れは目立つと思いますが、日頃からメンテナンスしてきれいに使っていきたいですね。
Taptekで記事を書きながら実機レビュー。キーの反応速度と配列がポイント
Twitterでも話題に思っていた話題。
「キー反応が思っていたよりも浅く、誤入力を誘発しやすい」という点について。
かなり早い段階で届いていた人のレビューを見て、私も不安を感じていた部分です。一般販売があるかも?しれないので真面目にレビューします。
人を選ぶ印象。力加減ができるかどうか
独自開発した青軸の「プチッ」「ペチッ」といった擬音がぴったりなタイピング音がしますが、実際にはキーを押下して、音がなるかならないか寸前のところで、入力の反応が出ています。
「プチッ」という押下音が鳴っていないのに、キーのライトが反応しているんです。
つまりゆーっくりそーっと押し込む感じだと、プチってなる前に反応してしまうようです。
この時点でキーの入力判定が出ています。(埋め込みで音が全く鳴っていませんでした。フィーリングで感じてください……)
最後の方に2つのキーをゆっくり同時に押してみましたが、このときに反応していたのは1つのキーだけでした。 Taptekには、複数のキーを同時に押しても、両方の入力ができる機能がついているのですが、これはおそらくきちっとキーを押し込んだときのみっぽいですね。
キーに指を引っ掛けてしまう人や、手に力が入りすぎてしまう傾向にある人は、誤入力を誘発してしまいやすいかなと思います。
Twitterでの反応では、手が触れるだけで反応するとありましたが、私のはあまりその症状は感じませんね。個体差があるのかもしれませんので、なんとも言えませんが、感触としてはMacBook Proのバタフライキーボードと似た軽さで打てるのが相性がいいかもしれません。
ただ慣れてくると、反応速度自体は悪くないので、かなりテンポよく入力できる感じがしますね。キビキビと反応する部分は私は好みです。
クセが、つよい……。
右側と左下下部のキー配列がやや独特。慣れは必要かも。
タイピング以外に、購入時に心配なのはキー配列との相性かなと思います。
ちなみにTaptekは、現時点ではUS配列しかないので、JIS配列派の方は今後の展開次第になってしまうのかなと思います。
特にキー数が少なくてサイズがコンパクトなキーボードは、一部のキーが独自な配列になりがちなので、これが許せるかどうかは、タイピングの快適さに直結するので神経質な人はよく見ていおいた方がいいです。 それはそうとして、高級キーボードとして有名なHappyHackingKeyboardも最初はかなり戸惑いましたが、ずっと使っていれば慣れます。
右側:Controlとcaps lockの位置に注意したい。
一般的なUS配列だと「Controlキー」って「A」の横にいるかと思うのですが、配置がちょっと違いますね。
(※追記:一般的なUS配列のキーボードでは、これが普通でした!JIS配列のキーボードを見ながら書いていたので、JIS→USに乗り換える人は違和感があるかもしれないですね)
なんだかんだといっても、私は日本語入力がほとんどなので、多少この部分が変わっても大丈夫ですが、プログラミングやコーディングでこのキーを多用する方のレビューが気になるところです。
若干Photoshopなどのショートカットキーを使うときに最初は間違えそう。
左側:左のShiftキーが小さい、慣れるまでは矢印↑を押しがち。
左側の配列で個人的に、気になったのは「左Shiftキー」の大きさ。
キーボードを変えてから、キーの入力カーソルがよくどこかいってしまった原因は、Shiftを押したつもりで、「矢印↑」を押していました。
これは慣れればすぐに解消できると思いますが、キーの入力反応など他にも意識していることがあると、一瞬飛んでしまいそうですね。
独立ファンクションキーがあるのは個人的にとても嬉しい!
個人的にいいなと思ったポイントは、独立したファンクションキーがあることですかね!
この手のコンパクトなキーボードは、だいたい数字キーとファンクションが一緒になっていることが多いですが、個人的に独立している方がmac向けだ〜って感じがして好きです。
「fnキー」同時押しとか、しなくて大丈夫です。
あれ、じゃあなんでfnキーがこんなに押しやすいところにあるんや……?
使用感の好みではないですが、個人的にイイネ!と思ったので、紹介しておきますね。
パームレストがあったほうがいいかも
○人によってはパームレストがあったほうがいいかも
個人的に「パームレスト」があったほうがいいかもしれないです。
というのも、キーボードが思ったより平らなので、人によっては角度が足りないからです。
キーボードの土台にも若干の角度はついているのですが、私にはほぼ水平に感じました。そのため、手首を浮かせてタイピングすることになるので、しんどい人はしんどいと思います。
実際に商品が届いてからでいいと思うので、ハードにタイピングする方はパームレストを持っておいてもいいかなと思います。 私はタオルを折り曲げてクッションにしているのですが、タイピング中に気がついたら吹っ飛んでるので、そろそろちゃんとした商品を買ったほうがいい気がしてます……。
感想まとめ:慣れは必要だけど、ハマれば楽しく使えそう!可愛いゲーミングキーボード
実際に記事を書きながら、打ってみた感触と気になる部分をレビューしてみました。
まとめの項目を入力している頃には、浅い反応でキーが押せてしまうのは逆に慣れてきた感触がします。あまり力を入れないで打ち込める感じがするので、疲れないことが重要だったり、打ち込めていることが大事な人にはいい感じではないでしょうか?
気がついたら長い記事になっていましたが、出資してすっかり忘れてた分、あしながおじさんからのプレゼントな気分でとても楽しく使えています。キーの反応だけは個人差があるので、なんとも言えない感じ。ジャンルが違うので比べるものではありませんが、タイピングの精度を追求するなら、HHKやRealforceにまだまだ軍配があがる気がします。
一般販売があるのかわかりませんが、どうやら海外のクラファンではまだ届いてないってもめているようなので、もう少し先になるかもしれないですね。
地味にメルカリ、ヤフオクにはすでに出品されてるようですし、気になる方はぜひ調べてみてくださいね〜!
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