わかりやすいタイトルって短くて完結に作ればいいのかな?
キーワードをいっぱい入れろとも聞くし、みんなどうしてるんだろう?
キーワードも大切ですが、無理に詰め込まなくても大丈夫ですよ。今回はわかりやすいタイトルの付け方のポイントをお伝えしますね。
ブログの記事を公開する直前に、タイトルの付け方に悩んでしまう方は多いのではないでしょうか?
タイトルを付けるときは「ひと目で内容がわかる&興味を引くようにつける」ことが大切です。
キーワードを前の方に置く、文字数は短いほうがいい、危機感を煽れなど、クリックされるためにいろいろな工夫ができる部分です。
この記事では、ブログのわかりやすいタイトル付け方の5つのポイントを紹介します。 更にクリックにつながる工夫や、SEOの観点では同意識するのかも解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。
- わかりやすいタイトルをつける5つのポイント
- タイトルを見て、クリックするか判断をされる
- 初心者さん向けのタイトルの付け方テンプレート
ひと目で分かるタイトル作成5つのポイント
ブログのタイトルは検索結果で多くの人に見られる部分。
記事をクリックするかしないかを判断するとても重要な項目です。
クリックされる機会を逃さないよう、ひと目で内容がわかるタイトルを意識して考えてみましょう!
- 数字を使う
- ターゲット向けであることを伝える
- 最新、最速であることを伝える
- 内容を簡潔に伝える
- 誰が書いているかを伝える
5つのポイントは分けて使うよりも、組み合わせて使うと効果的です。
簡潔でわかりやすく、そしてキャッチーなタイトルを目指して工夫してみましょう!
1.数字を使う:○つの理由、○ポイント、100倍売れた etc…
分かりやすさを考えた時、真っ先に使うのは「数字」です。
数字は目に入りやすく、記事を読む前から全体像がつかみやすくなります。
また大小の判断が行いやすいことも特徴です。
便利なノウハウを10個紹介と100個紹介では、100個ある方が種類が多くてお得に感じますよね。
一方で厳選された何かを紹介する場合は、30個も紹介されていたら「結局どれなの?」となりかねません。
ユーザーによってどのような数字が響くかは、記事の内容・検索意図によって変わります。
ぜひ上手に、そして自然に使えるようになりましょう。
- 〇〇を学ぶための5つのパターン
- 3つの事例から学ぶ、〇〇の使い方
- 50個検証してわかった、本当におすすめの○○ベスト5選
偶数よりも奇数の方が印象に残るという心理的な傾向があります。
もし自分で項目数を調整できるなら、奇数にできないか考えてみましょう!
説得力を出したい場合にも有効、数字やデータで具体的になる
2.ターゲット向けであることを伝える
記事を書く前に決めた、記事を読んでほしい人をタイトルに入れてしまう方法です。
よくある例としては、「初心者」「未経験者」「○○代」など、ターゲットとなる人物の属性や立場を挿入することが多くなります。年齢もよく使われます。
- 社会人のための〜、
- 【初心者向け】〇〇の方法〜
- 未経験30代のためのWeb転職のやり方
3.最新、最速であることを伝える
人は「新しいこと」「最新のもの」に興味を持ちやすい傾向があります。
もし何かの新しい情報や、他の記事よりも先に情報を発信できることがあれば、冒頭に入れるといいですね。
また同様の理由で、毎年同じジャンルや内容で変化や新情報をまとめている場合は年号を入れることも多いです。
- 【2002年最新】〇〇のトレンドまとめ
- 【最速更新】〇〇の使い方〜
- 日本で一番早い〇〇の製品レビュー記事
「完全版」「まとめ」、といったフレーズとセットで使うことも多いですね。
4.内容を簡潔に伝える
ターゲットや数字を使いにくい場合は、シンプルに記事の内容をまとめるのも一手です。
体験談やイベントレポート、自分の考えた・やったことの備忘録などに多いタイトルとも言えます。
- 〇〇イベントに参加して得た▲▲についての備忘録
- 〇〇のエラー対処でやるべき初期対応のまとめ
- 月間100PV稼げる記事の書き方
- もっと早く知りたかった…○○を買って人生変わった
感情面や共感を誘うタイトルも、内容を伝える方法の一つですね。煽りすぎないように気をつけましょう。
5.誰が書いているかを伝える
2番目のターゲット向けとは逆に「誰が書いているか」を伝える方法です。
誰が書いているかを伝えて狙える効果は2種類あります。
●1.権威性を示すのに有効
一つは、自分がその業界のプロである、専門性を持っている場合は、「権威性」を示すことで、信頼できる人が書いている安心感を伝えられます。権威性がある場合はSEOの観点からも有効です。
●2.ターゲットと同じ・近い立場であることを伝える
もう一つは、書き手がプロでなくても使える、自分の立場や状態、属性を伝える方法です。
人は自分と近しい状況や項目があると、親近感が生まれます。
それを利用して、書き手がターゲットの人たちと同じ状況だったが改善できた、悩みを解決したことがわかる記事であれば、同じ悩みを持つターゲットは必ずその記事をクリックします。
- 大手企業に務めるプロが教える〜、〜戦術を解説
- その道20年の弁護士が伝えたい、〇〇の〜
- 未経験の35歳が、転職で10社から内定をもらえた理由
- 2歳の子持ちママがやってみた子育ての隙間活用術
自分の立場や属性をうまく使うことで、ターゲットにアプローチできます。
番外編:危機感を煽る、注意喚起を伴う言葉を使う
多用すると危険な方法ではありますが、適度にターゲットの危機感を刺激してクリックを促す方法もあります。
主にアフィリエイトブログや情報商材に関する記事にもよく使われます。最近は動画の再生数を稼ぐためかYouTubeの動画サムネイルやタイトルでも頻繁に見かけるようになりました。
- これを知らないとまずい!人には聞けない〇〇の秘密
- 知らない人は損をする。〇〇の常識
- これで月100万円余裕でした、エリートビジネスマンが教える○つの仕事術
この付け方に慣れすぎると、過剰な言い回し、過激なことばが強くなる傾向があり、信頼を損なう可能性もあります。使い所を見極めましょう!
SEO視点での良いタイトルの特徴
次にタイトルつけで悩みやすい、SEOの視点から良いタイトルを付けるためのアイデアや考え方を覚えましょう。
また、タイトルをリライトして設定し直すときにも使えます。
タイトルの文字量は30字前後がおすすめ
長過ぎるタイトルは、検索結果で切れてしまう可能性があります。
大事なキーワードや、タイトルの要点はなるべく前に書くようにしましょう。同じようにディスクリプションも上部が優先して表示されるので、同じ理屈で重要なことは前に書いたほうがいいですね。
PCの場合:32〜35文字ほど
スマホの場合:30〜40文字ほど
タイトルタグ(SEOタイトル)を個別に設定する方法
WordPressのプラグインや、自分でHTMLを組んで作ったWebサイトの場合は、ページに表示されるタイトルとは別に「タイトルタグ」の設定もできます。
本来のタイトルタグは、HTML上では<title></title>の中に記述するものです。
多くのブログでは記事のタイトルは<h1>見出しに対応することがほとんど。
そのため、両方記事の内容に合わせて設定する方が、検索順位によく働くこともあります。
通常の記事タイトル(表示)と、 検索結果で表示されるタイトルを分けたい場合は、別途SEOtitleが設定できないか確認してみましょう。
例:WordPress「JIN」とWordPress「SWELL」 SEO SIMPLE PACKプラグインの場合
記事内の見出しも5つのポイントを意識してつける
わかりやすいタイトルの5ポイントの考え方は、記事内の見出しをつけるときにも使えます。
「〇〇とは?」「〇〇って?」など、記事の見出しがほぼ疑問形で書かれている記事を見かけたことがある方も多いと思います。
読む側は知りたいことがあるから記事にアクセスしているため、疑問形の見出しばかりで、内容が想像できない記事には読む価値を感じにくいです。
意図を持って使うなら問題ありませんが、見出しもタイトルと同じようにわかりやすさを優先することで、記事の内容が想像しやすい記事になります。
タイトルの考え方は記事内の見出しをつけるときにも有効。
全体が見出しだけでわかりやすくなるので、ぜひ意識してみてください。
まとめ:タイトルの付け方で記事の流入・滞在時間が変わる
SEOや検索順位のことを意識するのはもちろん大切ですが、多くの人はキーワードが無理に詰め込まれていたり、不自然なタイトルは嫌がられる・避けられる可能性が高いです。
あくまでも自然にわかりやすさを意識して、内容を伝えられるタイトルを付けてクリック率を上げていきましょう!
また分かりやすいタイトルを考える練習をすれば、情報を簡潔にまとめる練習にもなります。
文章を要約する、文字数が限られたSNS投稿など、短い文章で効果的に内容を伝えるスキルは地味ですがとても役に立ちますので、ぜひ練習してみてください。
- タイトルは「わかりやすさ・内容が伝わる」が重要
- 分かりやすいタイトルは5つのポイントを組み合わせて作る
- できるならタイトルタグまで設定、キーワードは自然に組み込むとベスト