すでに検索上位にいる記事をリサーチすると勉強になることが多いですよね。記事のリサーチを効率よく行うポイントを初心者さん向けに解説しますよ。
記事を書く前には、検索上位記事や市場全体の調査・リサーチが大切です。
ですが、リサーチが上手にできないことで、記事の構成がうまく作れない、なかなか書きすすめることができないという悩みを抱えている方も多いと思います。
この記事では苦手意識が起こりやすい、リサーチについて効率的な手順や、最初に見るポイントやリサーチの流れを効率的に進められるように解説していきます。
- 市場全体をリサーチする効率的なポイントがわかる
- 上位記事をリサーチするときに見るべきポイントとステップ
- マインドマップで構成を作りやすいように情報をまとめる方法
リサーチで検索意図を探る理由と流れの3ステップ
リサーチ、調査を行うときは情報をただ調べるだけではなく、記事を効率的に書くために3つのポイントを意識してみましょう。
- 検索するユーザーの検索意図を知る
- どんな情報、答えが必要か洗い出す
- 自分の持っている知識や常識を世の中の情報と擦り合わせる
ステップ1:市場全体を把握する
自分が知らない市場、ジャンルの場合は記事を書く前に大きく全体を知ることが大切です。
- どんなお客さん、ユーザーが居るのか
- どんな悩みや課題を持っているのか
これらがわからないまま記事を書こうとすると、うまくターゲットが定まらず、内容が決められなくなります。
構成を作る際にも、説得力のある流れを作りにくくなるため、まずは広く市場やジャンルの情報を知っておく必要があります。
いきなり市場・ジャンルの専門家になルノは難しいですが、
詳しい人を知る、有名所を知るだけでもターゲットや悩みを仮定しやすくなるはずです。
ステップ2:ターゲットがどんな言葉で検索しているか知る
市場全体を調べたら、実施に記事を書いていくために読んでほしい人、ターゲットを決めていきます。
- まずは「ターゲット」を決める
- どんな人に読んでほしいかを基準に、リサーチする
どんな人に向けて記事を作るのかが決まれば、記事の内容やサイト全体の構成を決めやすくなります。
ターゲットとキーワードの関係性はとても密接なものです。
〇〇を知りたい(〇〇で悩んでいる)、△△なひと、くらいは、最低限設定しておきましょう。
ステップ3:どんな情報が必要か考える。
最後はターゲットの悩みや課題、知りたいことの情報を集めていきます。
検索をして自分の知りたい情報がどこにも見つからなかったら悲しいですよね。
そうならないように、読む人の悩みや知りたいこと、抱えている課題の「答え」となる情報がなにかを調べましょう。
- 悩みや疑問の「答え」を探す
- 読んだ人が満足する情報はどんなものかイメージする
市場・ジャンル全体を知り、そこにいるターゲットと悩みを知ることがまず大切です。記事を書く前に大きく全体像を掴むのがポイントです!
検索のリサーチで見るべき3ポイント
実際に記事を書くために、「キーワード」を決定してから行う検索のステップとポイントを解説します。
検索上位の記事をリサーチする流れは以下の3ステップです。
- 上位10サイトを調べる
- 記事の構成や内容を見る
- 情報を書き出し、まとめる
上記のステップで上位の記事から、どんな情報を掲載しているのか、どんなターゲットに向けて書いているのか分析しながら、情報を集めていきます。
ターゲットの悩みを仮定して、調べていくのは良いですが、最初からこうだと決めつけて、情報を絞りすぎないことに注意しましょう。
●最初から情報を絞りすぎない
・読み手を想像しながら、参考の記事を読む
・自分の知識(認識)と世の中の知識をすり合わせる
・必要な情報を選別するのはあとでOK
先入観を持ちすぎて情報収集をしてしまうと、ターゲット像や検索意図をぶれて認識してしまう可能性があります。
1.上位10サイトを調べる
いきなりすべての記事をじっくり読むのではなく、まずは上位サイトをざっくりを洗い出しましょう。
記事タイトルとURLをマインドマップかエクセルにメモしておくといいですね。
- 上位10サイト程度をリストアップする
- 記事タイトルとURLを別途ドキュメントやマインドマップにまとめるのがオススメ
このとき、最初に記事の印象もメモしておくといいですね。
リンクをクリックして最初に感じた印象は、検索したユーザーも同じように感じるはずです。
2.記事の構成や内容を見る
検索上位の記事を読んで内容をチェックしていきますが、以下の順番で見ていくと記事の内容やライターの伝えたいことを理解しやすいです。
特に上位1〜5サイトはよく読んでおきましょう。どんな記事が上位にあがっているのか、傾向がわかります。
- 見出しと構成
- 序文とまとめ
- 全体の内容
- 構成が上手な記事は見出しだけで内容がわかる
- 疑問符「?」だらけの記事はやや注意。良し悪しが激しい。
知恵袋や質問サイト便利
※質問と回答まで、セットで確認するのがベスト
●yahoo知恵袋
https://chiebukuro.yahoo.co.jp
●発言小町
https://komachi.yomiuri.co.jp
●教えて!goo
https://oshiete.goo.ne.jp
番外編:SNSや掲示板も参考になる
上位記事からうまく情報が集まらなかったときは、検索する範囲を広めてみましょう。
例えばTwitterなどのSNSは、ユーザーの生の声や集まりやすいです。
調べるのに時間はかかり、少したいへんかもしれませんが、他の記事にはない情報を集めたいときに効果的です。
また少しコツが要りますが、ネットの上の「掲示板」などにも、正直な情報が集まりやすいです。
- Twitter投稿やハッシュタグ検索
- 交流サイトや匿名の掲示板
- グループフォーラム
- PDF・スライド検索 など
5チャンネルなどの匿名掲示板では、一部ネガティブな情報が集まりやすい傾向があります。広く情報を集めたいときは、1ツールに偏らないことも重要ですね。
最初は参考にする記事を見つけるといい
記事を書く前に情報を調べながら、参考になると感じる記事をいくつか決めて置くといいですね。
ただし参考にした記事と全く同じ構成や内容で記事を作っては、コピーコンテンツになり検索にも上がらなければ、SEOの観点からマイナスになります。
- どこがいいと感じたか明確にする
- 構成やまとめ方を参考にする
- 複数のTTP先を探すと良い
参考にする記事は、複数見つけておくことが大切です。
あくまでも参考にする程度に留めて、内容や情報の書き方・伝え方は自分で考えて書いていきましょう!
例:構成のイメージはAの記事、内容はBの記事を参考に。まとめ方はCの記事が上手…など。
部分ごとに参考にするサイトは変えるとうまくいく。
3.情報をマインドマップに書き出し、まとめる
記事を読みながら印象や、どんな構成にするかを考えながら情報をマインドマップにまとめていきます。
いきなり文章にしようと思わず、箇条書きをするようにまとめるのがポイントです。大枠ができれば、文章にするのは難しくなくなる。
情報のまとまりを作っていくイメージで、情報をまとめていきましょう!
- 検索キーワード
- 項目を置く
- 関連情報をメモする
最初は情報を集めるマップと記事構成のマップは分ける
記事の執筆に慣れてくれば、最初からある程度の構成を意識して情報をまとめられるようになります。
最初のうちは、情報をまとめるマインドマップと、記事の構成を考えるマインドマップは別々に作るといいですね。
同じツールなので、項目はコピー&ペーストできます。
情報を集めるときも、関連性の高い情報はグループにしてまとめる癖をつけましょう!
まとめ:リサーチに慣れると情報を拾うスピードが上がる!
記事の見て情報をリサーチするのは、最初は難しいかもしれません。
でも市場やジャンル全体の知識をつけて、ユーザーのためになる情報を上手に掲載しているブログ記事を読んでいけば、記事の良し悪しや好みが分かってきます。
ぜひ難しいと思わずに、自分のやりやすいやり方を見つけるためにも、たくさんの記事に触れてリサーチの練習をしてみてくださいね!
- 記事を書く前に市場全体を調べると効率的
- 上位記事を分析するときは見出しからチェック
- 情報を集めたり整理するには、マインドマップがオススメ
- 参考記事は複数見つけて、コピーコンテンツにならないようにする